スピルリナの副作用まとめ|便秘や腎臓への影響、ニキビ、頭痛など

スピルリナには「好転反応」がある

スピルリナの副作用について気にしている人も多いでしょう。まず第一に知っておいて欲しいが、「スピルリナは医薬品ではないので、強い副作用はない」ということです。

 

ただし、スピルリナは日本人にはあまり馴染みのない食品になるので、「好転反応」が起こることがあります。「好転反応」とは、体質改善の過程で起こる現象のことで、漢方の世界では「めんげん現象」などと呼ばれます。意味の上では副作用と呼べるかもしれませんが、体にとって悪いことではないので、あまり過敏にならず、様子を見ることをおすすめします。

 

スピルリナで起こりうる好転反応(副作用)について

スピルリナにはクロロフィル(葉緑素)などのデトックス成分が豊富に含まれています。クロロフィルは有害物質と吸着して体外に排出する作用があり、分子構造が小さいので体のすみずみまで入り込む特徴があります。スピルリナを飲み始めるとそのデトックス効果が発揮され、アレルギー成分のヒスタミンを抑制するなど多くの効果が期待できます。

 

ここで注意したいのが、クロロフィルのデトックス効果はすぐに発揮されるわけではなく、毒素を吸着してから排出されるまでの間は体のどこかを漂うことになる点です。その期間は、体が毒素の影響を受けて、発熱や頭痛、吹き出物(ニキビ)という形で体の表面に現れることがあるのです。この期間のことを「好転反応」と呼んでいるのです。

 

好転反応で出やすい症状

  1. 発熱
  2. のどが渇く
  3. だるさがある、フラフラする
  4. 胃がムカムカする
  5. 腹痛、便秘・下痢
  6. ニキビやかゆみ、吹き出物
  7. 光過敏症

 

スピルリナだけでなく漢方などでもよくあることなのですが、飲み始めたことがきっかけ起こるので「副作用じゃないか」と心配してしまう人が見られます。でも、良くなる過程でのできごとなので、あまり気にしなくても基本的には大丈夫です。

 

もちろん、好転反応の放置はいけません。例えば、たまたま、スピルリナを飲んだ時期と風邪を引いた時期が重なってしまった場合、それを好転反応で片付けて放置してしまうと治りが遅くなるかもしれません。仮に発熱や頭痛が合った場合は、好転反応以外の可能性も考慮して、安静にするなり、医師の診察を受けるなりの対処はしておきましょう。

 

また、めったにあることではありませんが、人によっては「単純に体に合わない」ということも当然ながらあります。1カ月程度飲んでみてそれでも不調が消えない場合は、「スピルリナが体に合わない体質」という可能性も捨てきれませんので、飲むのをやめたほうがいいでしょう。

 

スピルリナで便が黒色になる?

スピルリナは濃い緑色のクロロフィル(葉緑素)、橙黄色のカロテノイド、そして青色のフィコシアニンという3種類の色素を持っています。特にクロロフィルとフィコシアニンの色素が強く、飲むと便の色を濃くすることがわかっています。便の色が濃くなると言っても、色素が便に付着しているだけなので、体に悪いというわけではありません。

 

ただ、便の色は体の不調のサインでもあります。スピルリナを飲んで、副作用的に便が黒くなってしまうと、便の色で体のトラブルを判断しにくくなるというデメリットはあります。

 

とはいえ、色素は基本的には腸で吸収されるので、本来は便の色を大きく変えることはそれほどありません。なので、便の色が目に見えて濃くなった場合は、スピルリナの摂取量が多すぎる可能性があります。少し飲む量を減らすなどして、便の色を調整するようにしてみましょう。

 

アレルギー反応に注意

スピルリナを飲むことで好転反応が起きることはあっても、医薬品のような副作用が出ることは基本的にはありません。

 

ただ、どんな食べ物でも体に合う・合わないはあります。なかでも注意した方がいいのは「アレルギーです。」

 

スピルリナは海藻類なので、海産物アレルギーがある人が食べるとアレルギー反応が出てしまうことがあります。日ごろ海産物は食べないように注意しているなら、スピルリナも避けたほうが無難でしょう。また、初めから海藻類にアレルギーがあることが分かっている場合は、スピルリナを飲むのはNGです。