スピルリナのプリン体は大丈夫?痛風の心配はない?

プリン体は大丈夫?痛風の心配はない?

スピルリナを摂るのは体のいいとして、プリン体は大丈夫なの?と心配する人もいるでしょう。プリン体は痛風の元になることがわかっており、過剰に摂取すると関節に激痛が走るため恐れられています。お酒や魚卵、魚介類などに多く含まれているため、「ぜいたく病」などとも言われています。

 

日本痛風・核酸代謝学会が発表している『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』においては、プリン体の1日の摂取量は400mg以内に抑えることを推奨しています。

 

スピルリナのプリン体含有量は?

 

まずは、スピルリナのプリン体含有量を、その他のプリン体が多く痛風リスクの高い食品と比較してみましょう。

 

100g当たりの含有量

スピルリナ 1076mg
干しシイタケ 379mg
豚レバー 284mg
カツオ 211mg
スルメイカ 186mg

 

↑の表を見るとわかりますが、スピルリナのプリン体含有量は圧倒的で、プリン体が多いと言われている干しシイタケ、さらには魚介類に比べても数倍の数値となっています。

 

こうしてみると怖く見えますが、実は数字のマジックがあります。スピルリナはサプリで摂取することが多く、1日あたりの摂取量は3~6グラム程度。したがって、プリン体含有量としては30~60mg程度となります。干しシイタケはともかく、豚レバーやカツオなどは1回の食事で100gを超える量を食べることはあるので、実質的には魚介類やレバーに比べてスピルリナの痛風のリスクはそれほど大きくはありません。

 

スピルリナには痛風リスクがないわけではない

さて、スピルリナのプリン体の数値は、実質的には1日あたり30~60mgとなることを説明しました。あとはこの数値をどう見るかです。スピルリナを毎日摂取することで、この30~60mgのプリン体は毎日体に加算され、多少なりとも痛風のリスクとなっていきます。

 

しかし、プリン体摂取量が多いからといって、絶対痛風になる、というわけではありません。痛風は体内の尿酸値が高くなって関節炎になるのが原因です。通常、尿酸は尿によって排せつされるため、水分をしっかり摂り、尿酸を体の外に出すことが痛風予防では一番大事です。

 

確かにプリン体を多く摂ると尿酸値は上がるので、プリン体をなるべく減らそうとするのは自然でしょう。しかし、体のプリン体をいかに減らしたとしても、水分量が少なく尿があまり出ない状態だと、尿酸値は上がって痛風になりかねません。

 

そのため、スピルリナを毎日摂取しても、水分をきちんと飲んで(1日2リットルくらい)尿を適切に出しておけば、痛風のリスクは抑えられます。スピルリナには痛風のリスクを補って余りあるメリットがあるので、どうしても心配なら日ごろから水分をしっかりとって痛風対策をしつつ、スピルリナの栄養素をしっかり摂りこんでいくことを考えるべきでしょう。

 

もちろん、すでに痛風だったり、医師からプリン体の注意を受けている場合は、スピルリナを飲むと確実に30mg程度のプリン体は加算されるわけですから、飲むのは控えたほうがいいでしょう。

 

まとめ

痛風はお酒と一緒におつまみを食べたりする人がもっともなりやすい病気です。あまりお酒を飲まないのであれば、大抵の場合プリン体摂取量は許容量に抑えられているはずなので、スピルリナを飲んでも特に問題はないでしょう。飲み会が好きでプリン体が気になる場合は、肉や魚を抑え目にして、スピルリナを飲む場合も多めの水で飲むなどの工夫をするとよいでしょう。