スピルリナとアルコール(お酒)|二日酔いにも効果アリ?

スピルリナがお酒の二日酔いを軽減する

スピルリナは栄養豊富で、健康維持などに効果があることが知られていますが、実は二日酔いにも良い効果があることがわかっています。

 

スピルリナには「γ-リノレン酸」という成分が入っており、この成分が二日酔いに効力を発揮するのです。

 

γ-リノレン酸と二日酔いの関係

γ-リノレン酸はカシス種子油や月見草に入っている脂肪酸で、植物油に分類されます。アメリカのインディアンに好んで使用され、高コレステロールの治療や肥満の改善・予防対策などに良く使用されています。

 

主な効果としては以下の通りです。

 

  1. 血糖値を下げる
  2. 高血圧の予防・改善
  3. 血中コレステロール値を下げる
  4. 血栓・解消、血液循環改善
  5. 肥満の予防
  6. アトピー性皮膚炎の予防・改善
  7. 糖尿病の予防・改善
  8. 腫瘍の抑制
  9. 免疫機能正常化
  10. 各種の炎症をおさえる
  11. 肌老化の抑制
  12. 美肌効果
  13. ダイエット
  14. 脱毛や湿疹の抑制
  15. 皮膚炎や外耳炎などの抑制
  16. 月経前症候群(PMS)の緩和
  17. 女性ホルモンの分泌改善

 

このように、さまざまな効果が期待されているのがγ-リノレン酸なのですが、その他の効果として「アルコール代謝を良くする」というものがあります。

 

γ-リノレン酸を摂取すると、エタノール酸化能力が増強され、二日酔いの原因となる「アセトアルデヒド」を減少させることがわかっています。

 

スピルリナのγ-リノレン酸含有量は?

 

γ-リノレン酸はさまざまな食品に含有されていますが、特に魚介類や海藻類に多く含有される成分となります。スピルリナも海藻類の一種で、他の海藻類に比べてγ-リノレン酸の含有量が多い(含有量約1.4%)ことがわかっています。

 

そのため、お酒を飲み過ぎたときに、スピルリナを飲むことによって二日酔いの予防・軽減に期待することが可能なのです。

 

スピルリナ摂取の注意点

スピルリナがお酒(アルコール)を飲んだ際に発生するアセトアルデヒド分解を促し、二日酔いに効果があることはわかりました。しかし、飲み方に注意があります。

 

実はアルコールは栄養素の吸収阻害、排出効果があり、せっかく摂取しているスピルリナの栄養素を半減させてしまう可能性があるのです。

 

アルコールを飲むと悪酔い成分のアセトアルデヒドが生成されますが、肝臓で自然に解毒されます。しかし、解毒にはさまざまな分解酵素を使用したり、肝臓の損傷修復などが必要になるため、大量の栄養素を必要とするのです。

 

また、アルコールの利尿作用によって栄養素が排出されたり、吸収阻害作用によってせっかくの体内の栄養素が吸収されなかったりなどの弊害もあります。

 

そのため、スピルリナとアルコールを同時に摂取するのはおすすめできません。アルコールの作用によって、γ-リノレン酸を含むさまざまな栄養素が吸収阻害・排出されてしまうため、せっかくの二日酔い改善作用が発揮されにくくなってしまうのです。

 

もしスピルリナを二日酔い改善に活用したいなら、アルコールを飲んで数時間経過してからにすべきでしょう。

 

ただ、アルコールとスピルリナを同時に摂取しても効果が全くないわけではありません。アルコールによってすべての栄養素が破壊されるわけではないので、スピルリナを飲むことによってある程度の栄養素上乗せは見込めるからです。あくまでも、最大限効果を発揮させるならお酒を飲んでしばらくたってからスピルリナを飲むのが理想、という話であって、同時に摂取したからといって完全にムダというわけではないのです。

 

もしどうしてもお酒を飲んだ後にスピルリナを飲む余裕がない、というのであれば、お酒を飲む前にスピルリナを摂取しておくのも悪くはありません。