スピルリナは妊活・妊娠中・授乳中に飲んでもOK?葉酸も含まれたうれしい食べ物

妊娠中の女性とスピルリナ

スピルリナはアミノ酸やビタミンなどを多く含んだ食品です。栄養などがいつも以上に必要になる妊活・妊娠中に、スピルリナを飲んで栄養補給したい!と思うのは当然でしょう。

 

スピルリナを妊活中や妊娠中、そして授乳中に飲んでもいいのかを解説します。

 

妊娠中にスピルリナを飲んでも大丈夫?

まず気になるのは、「そもそも、スピルリナを飲んでもいいの?」という問題です。

 

結論から言うと、基本的には妊娠中でも飲んで構いません。

 

妊娠中に注意しないといけない栄養素にビタミンAやビタミンDなどの脂溶性ビタミンがあります。これらの脂溶性ビタミンを摂りすぎる(過剰摂取)すると先天異常の確率が上がると言われています。普通の食事をしている限りは過剰摂取になることはありませんが、サプリなどで追加摂取するのは避けたいところです。

 

また、合成ビタミンで作られたマルチビタミンサプリを妊娠前に摂取していると、早期流産の確率が約30%も上がると言われており、妊活中~妊娠中の栄養素には気を使う必要があります。

 

その点、スピルリナには脂溶性ビタミンは含まれていませんし、ビタミンB群は含まれていますが合成ではなく天然ものなので、早期流産率を増やすことにもなりません。

 

スピルリナを飲むと、まれに好転反応と呼ばれる体の反応がおこることがあり、発熱や胃のムカムカ、便秘・下痢などの一見すると副作用のような状態に陥ることがあります。これは体の毒がスピルリナによってデトックスされる過程で出てくる反応なので、基本的には時間とともに改善していくことです。

 

なので本来は気にする必要はないのですが、妊娠中に具合が悪くなるような事態はできるだけ避けたいところなので、好転反応が出た場合は一時スピルリナはやめたほうがいいかもしれません。

 

>>副作用って?好転反応の便秘などを勘違いする場合アリ

 

妊娠しやすくなる?

妊活中であれば、スピルリナに「妊娠しやすくなる効果」を期待している方もいるかもしれませんが、スピルリナそのものには、妊娠しやすくなる効果はありません。

 

ただし、栄養の偏りを正すことにより、間接的に妊娠しやすくなる可能性は考えれます。現代は油っこい食べ物や肉食中心の食生活の女性が多く、栄養の偏りが多くみられます。さらに、外食やコンビニ弁当は食品添加物が多く含まれています。こういった食生活を長く続けていると、めぐりが悪くなったり、ホルモンバランスの乱れによる不妊などの原因となる場合があります。

 

スピルリナを飲むことによって、こういった栄養バランスの乱れを正し、周期を正常に戻したりホルモンバランスを保った結果、妊娠確率が上がるということは十分に考えられます。

 

つわり対策にスピルリナが役立つかも!?

妊娠初期に悩みのたねになりやすいのが「つわり(悪阻)」です。吐き気やだるさ、便秘・下痢などの症状が起こって、多くの妊娠中女性を悩ませてしまいます。

 

つわりの原因の1つに「栄養不足」があります。妊娠中の栄養不足は根が深く、ただ食生活に気を付ければいいというものでもありません。お腹の中には赤ちゃんがいて、常にママの栄養を吸収しているため、血液中のさまざまなミネラルが足りない状態になります。

 

例えばカルシウムについても、妊娠中は小腸のカルシウム吸収量が増えるため、吐き気や胃液分泌を増やしてしまいます。他にも、赤ちゃんにマグネシウムを多く使うので、ママの内臓のマグネシウムが不足して、食欲不振などを招きます。

 

食欲がなくなる結果、さらに栄養が不足してしまい、悪循環によってつわりは悪化してしまうのです。

 

食べ物がのどを通らない状態なので、栄養補給は食事ではなかなか難しくなります。そんなときに、スピルリナを飲むことによって、つわりを軽減することができるかもしれません。スピルリナにはカルシウム・マグネシウムなど、妊娠初期に不足しがちな栄養が多く含まれており、妊娠初期には最適な食品の一つといってもいいでしょう。

 

胎児や授乳中の乳児への影響は?

まず胎児への影響ですが、基本的にはないと言っていいでしょう。先ほど書いたように、脂溶性ビタミンが含まれておらず、ビタミンB群も天然のものなので、切迫流産などのリスクを増やすことはありません。

 

また、量としては少ないものの、スピルリナには「葉酸」が含まれている点にも注目しましょう。

 

葉酸含有量比較表

スピルリナ 250μg(100g中)
鶏レバー 1300μg(100g中)
パセリ 220μg(100g中)
ほうれん草 210μg(100g中)

 

 

妊婦が1日に必要な葉酸摂取量は400μgと言われています。スピルリナは100g中に250μgの葉酸が含まれていますが、摂取するのは1日5グラム程度なので、葉酸としては12μgとなります。少しでも加算できることは確かなので、葉酸だけを見ても、飲んでおくとプラスになるでしょう。

 

ただ、1日に必要な量には届きませんので、鶏レバーやパセリ、ほうれん草などの葉酸の多い食品を意識して食べる必要はあるでしょう。

 

「葉酸」は厚生労働省が妊娠初期の女性に摂取するよう推奨している栄養素で、「無脳症」や「二分脊椎症」などの先天異常の確率を減らすことがわかっています。欧米先進国ではすでに穀物に葉酸を混ぜたりして、国を挙げて対策しており、先天異常確率が日本の1/7程度になっているなど大きな成果を上げています。

 

葉酸はほうれん草などの食べ物に含まれていますが、妊娠中は普段より葉酸が多く必要になるほか、つわりがあって食欲がなくなってしまったりして、なかなかうまく摂取できない栄養素です。そういった意味では、むしろ妊娠前~妊娠初期の時期はスピルリナを積極的に摂るべきといってもいいでしょう。

 

最後に授乳中の赤ちゃんへの影響ですが、こちらも基本的には心配いりません。むしろ、授乳中はママの栄養が不足しがちになるので、スピルリナ摂取が推奨されます。

 

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