スピルリナの育毛・発毛効果について

スピルリナには髪の毛にいい?

スピルリナに育毛・発毛効果があるのではないかと期待している方が多いようです。

 

確かにスピルリナは栄養成分が豊富なので、健康維持だけでなく育毛や発毛にもつながるのではないか、と考えるのは自然なことです。

 

スプルリナに育毛効果があるのかどうかを解説していきます。

 

スピルリナの育毛・発毛効果

「昆布は髪にいい」「育毛するならワカメを食べよう」など、海藻類と髪の毛は切っても切れない関係があります。そして、スピルリナも海藻類の一種となるため、髪に良さそうというのはまず想像がつくところです。

 

では、スピルリナには育毛・発毛にいい成分が含まれているのでしょうか?まずは成分の面についてひも解いてみましょう。

 

スピルリナの成分をチェック

 

髪の毛はタンパク質が原料となります。なので、まずはタンパク質のもとになるアミノ酸が含まれているのは必須条件。また、髪の毛の成長にはビタミンB群や鉄、マグネシウムなどのミネラルが必要となります。

 

では、スピルリナにはこれらの成分が含まれているのでしょうか? 以下の一覧をご覧ください。

 

スピルリナ10グラムに含まれる髪に良い成分

たんぱく質 約7.0g
ビタミンB1 約0.5mg
ビタミンB2 約0.5mg
ビタミンB6 約0.1mg
ビタミンB12 約35μg
約10mg
マグネシウム 約30mg

 

このように、スピルリナには髪に良いとされている成分がほとんど網羅されていることがわかります。

 

タンパク質

1日に必要な摂取量:体重×1.08グラム

例えば体重60キロの場合、約65グラムのたんぱく質が必要ということになります。スピルリナ1日分に含まれるたんぱく質は約7グラムなので、およそ10%分を補給できることになります。

 

ただ、どちらかというとたんぱく質に関しては量より質の方を重視したほうがいいでしょう。1日分のたんぱく質というのは、普通通りの食生活をしていれば基本的に満たすことができますが、現代の日本人は肉類からたんぱく質を取ることが圧倒的に多くなっています。そのため植物性のたんぱく質が不足しがちになり、薄毛・抜け毛が増えているという実情があります。

 

その点、スピルリナを摂取すると、1日の必要摂取量の10%分植物性のたんぱく質を摂ることにつながります。その結果、たんぱく質のバランスが良くなり、育毛・発毛につながるということは十分に考えられます。

 

ビタミンB群

1日に必要な摂取量
ビタミンB1:約1.0mg
ビタミンB2:約1.5mg
ビタミンB6:約1.2mg
ビタミンB12:約2.4μg

 

ビタミンB群については、ビタミンB1~B6はおおむね1.0~1.5mg、B12については2.4μgが必要です。これを下回る用だと、薄毛・抜け毛のリスクがあります。

 

スピルリナを飲むだけでは、ビタミンB1~B6は1日分を満たすことはできませんが、3割程度補充することができます。また、B12に関してはスピルリナを飲むだけで一日分をすぐに満たすことができます。

 

鉄分・マグネシウム

1日に必要な摂取量
鉄分:10~20mg
マグネシウム:300mg

 

鉄分に関しては、成人男女で10mg、妊娠中の女性だと20mgが必要と言われています。スピルリナを1日分摂取するだけで、鉄分は満たすことができます。
マグネシウムは一日300mg必要なので、スピルリナだと1割補充できる程度です。ただ、ないよりははるかによいでしょう。

 

 

成分まとめ

 

以上を考慮すると、スピルリナを飲むことによって、育毛・発毛に必要な栄養素の1割~一日分を満たすことができます。ダイエットなどの栄養不足によって薄毛・抜け毛が起こってしまっている場合は、スピルリナを飲むことで十分に育毛効果を期待することができるでしょう。

 

男性のAGA(男性型脱毛症)による薄毛の場合、栄養不足というよりは「遺伝」などが主な原因になるので、スピルリナで育毛・発毛できるかどうかは証明されていません。しかし、栄養面でできることをやっておくのは、育毛を成功させるうえで必要なので、スピルリナを飲む意味はあるでしょう。